「人に会う」って大切なこと

■実家住まい
私は実家で両親と一緒に暮しています。

■休日の楽しみ
仕事の無い休日には、友人に会うのが何よりの楽しみ。もちろん、同じゲイの友人です。家族や職場の人には話せないようなこと、例えば、好きな男性芸能人の話や恋の相談などが、気兼ねなく話せる場であり、自分には掛け替えのない時間でした。

しかしコロナよって、その時間は奪われてしまいました。

■「わかるわかる！」という瞬間
気兼ねなく話せる相手がいなくなる、というのは辛いことです。自分が同性愛者だということが「周りとズレている」という認識に変わっていき、だんだんと気が滅入ってしまいました。きっと今までは、同じゲイの人と話すことで、「わかるわかる！自分もそう！」と自己肯定できていたのだろうと思います。
今まで会って話せていたということが、どれだけ自分を支えていたかを実感しました。

■人に会うこと
コロナの感染拡大はあってはなりません。やっぱり「人に会う」って大切なことです。だからこそ、人と会える世の中を守っていくためにも、一人一人が自覚を持った行動をとるべきです。僕らの「ゲイライフ」を守るためにも。

（都市在住　実家住まい20代のゲイ）

他のコラムを読む