症状からみる性感染症

症状からみる性感染症

STDには、典型的な症状の特徴があるものと、他の病気や体調の不調と区別しにくいものがあります。

ここでは、ゲイの間で可能性のあるSTDの特徴的な症状から「こんなSTDの可能性が考えられるかもしれない」ということを早く発見できるようにまとめてみました。

これらは、「STD情報ライン」に寄せられてくる相談の中で多かったものに限定してまとめたものです。STDの可能性がある場合に少しでも発見の近道になればと思いますが、あくまで可能性なので、心配な場合は早めに診察を受けて、シロウト判断は避けましょう。

ペニス

状態ペニスにできものができた。
考えられるSTD尖圭コンジローマ梅毒性器ヘルペスなど。
STDではない場合STDではない皮膚炎などによるものかもしれません。カリの周囲沿って規則正しく並んだ小さなブツブツは、もともとあるもので心配ありません。
どうしたら良い?放っておくと痛みが強くなるので、気づいたら早めに受診を。

 

状態おしっこする時に痛い、ヒリヒリする。
考えられるSTD淋病クラミジア尿道炎など。
STDではない場合尿道に雑菌が入るなどで、STDでない尿道炎もあります。その他、泌尿器系トラブルの可能性もあります。
どうしたら良い?放っておくと痛みが強くなるので、気づいたら早めに受診を。

 

アナル

状態アナルにできものができた。
考えられるSTD尖圭コンジローマ梅毒性器ヘルペスなど。
STDではない場合排便時に痛みや出血があれば痔の可能性も考えられます。
どうしたら良い?アナルの診療は抵抗があるかもしれませんが、淡々と診てくれます。我慢しないで早めの受診を。

 

口、のど

状態唇や口の中、のどにできものができた。
考えられるSTD性器ヘルペス梅毒淋病クラミジア尖圭コンジローマなど。
STDではない場合体調の変化による口内炎やストレスによるものの可能性もあります。
どうしたら良い?いつもと違った「しこり」や「ただれ」「できもの」「痛み」があれば、すぐに受診を。

 

便

状態「便」に血が混ざっていた。
考えられるSTDアメーバ赤痢淋病など。
STDではない場合胃腸のトラブルや痔などSTD以外の場合もたくさんあります。
どうしたら良い?アメーバ赤痢では、下痢、粘血便やしぶり腹の症状が。淋病では肛門のかゆみや痛みを伴うことも。

 

状態「便」が白っぽい。
考えられるSTD肝炎()の症状の1つです。
STDではない場合消化不良や他の内臓の病気の可能性もあります。
どうしたら良い?皮膚や白目が黄色っぽくないか(黄疸)、「尿」が茶色っぽくないかも確認しよう。

 

尿

状態「尿」が茶色い
考えられるSTD肝炎()の症状の1つです。
STDではない場合カラダの水分が失われて尿が濃くなる場合もあります。また、内臓の病気の可能性もあります。
どうしたら良い?便が白っぽいかどうか、肌や白目が黄色くなっていないかも確認しよう。

 

状態「尿道」をしごくと「うみ」が出る
考えられるSTD淋病クラミジア尿道炎など
STDではない場合尿道に雑菌が入るなどで、STDではない尿道炎もあります。その他、STD以外の泌尿器系トラブルの可能性もあります。
どうしたら良い?放っておくと痛みが強くなるので、気づいたら早めに受診を。

 

全身

状態全身が激しくだるい、吐き気がする、高熱が出る
考えられるSTD肝炎()など
STDではない場合だるさや熱は風邪などSTD以外の場合も多くあります。
どうしたら良い?皮膚や白目が黄色っぽくないかどうか(黄疸)、便や尿の色の異常がないかを確認してみよう。いろんな可能性を含めて受診を。

 

状態皮膚に発疹ができた
考えられるSTD梅毒疥癬(かいせん)など
STDではない場合何か他の薬を飲んでいるためにできる薬疹や、アレルギー、にきびや吹き出物の場合もあります。
どうしたら良い?痛みも痒みもないもの:梅毒の可能性があります。発疹があるうちに即受診を!強い痒みがあるもの:疥癬(かいせん)かもしれません。

 

股間

状態股や陰毛のあたりがかゆい
考えられるSTD毛じらみ疥癬(かいせん)など
STDではない場合STDでない皮膚炎や湿疹、「いんきんたむし」の場合もあります。
どうしたら良い?自前の薬を付けるとかえって悪化することもあります。かゆみの原因はたくさんあるので、かきむしらないで受診を。