病名からみる性感染症
病名からみる性感染症
STDにはいろんな種類があるので、いざ体調が心配になったりセックスのあとに不安になったりしたときに、どんな可能性があるのか迷うことはありませんか?
ここでは、STDの中でもよく相談が寄せられるものについて、実際の質問をもとに情報を集めてみました。病気の名前は聞いたことがあるけど、いまひとつどういうものかよくわからない、病院で病名を言われたけど、もっと詳しく知りたい、というときにこの「病名からみる性感染症」を読んでみてください。
僕たちに身近なSTDについて大まかな特徴を覚えておきましょう。自分やパートナーにその特徴があらわれた場合や、友人が相談してきた場合に役立つかもしれません。
◆エイズ/HIV感染症 STDの中で最も重要な病気。まずは予防を心がけて! | ◆A型肝炎 なにより安静が大切。決して無理せず、ゆっくりと回復を目指そう。 |
◆B型肝炎 数ヶ月で治るが、入院によるライフスタイルへの影響は大きい。 | ◆C型肝炎 感染、発症しても気づかないことが多く、また、慢性化しやすい病気です。 |
◆梅毒 時期によって症状が違う。なるべく感染した初期に治療を! | ◆淋病(りんびょう) 主な症状は尿道の炎症。おしっこをするときに痛みがあったらすぐに泌尿器科へ! |
◆クラミジア 無症状のこともあるので注意!おしっこをするときに痛みがあったらすぐ泌尿器科へ! | ◆性器ヘルペス 薬で症状を抑えられます。再発があることも特徴ですが、軽くすみます。 |
◆尖圭(せんけい)コンジローマ 自然には治らず、イボは感染力をもちます。たかがイボだと放っておいてはダメ。 | ◆毛じらみ かゆさが続くなら、じっくり陰毛の根元を見てみよう。 |
◆疥癬(かいせん) 毛じらみと違い、虫(むし)そのものを見つけることはできません。かゆみも激しいです。 | ◆アメーバ赤痢 感染しても症状が出ないことが多いですが、HIV(エイズウイルス)に感染時は注意! |